ギター初心者がやりがちな失敗10選:出来てるつもりで出来てないその解決法

ギター上達法

ギターを始めるとき、多くの人が「早く好きな曲を弾けるようになりたい!」というワクワクした気持ちで練習を始めます。しかし、最初の壁にぶつかって挫折してしまう人も少なくありません。実は、ギター初心者が陥りやすい失敗には共通点があります。私自身も何度もつまずきながら、そのたびに気づきや工夫を重ねてきました。

本記事では、初心者がやりがちな失敗とその対策を、体験談や独自の視点も交えて徹底解説します。ギター初心者の方に、効率よく失敗しない練習が出来るように是非読んでいただきたい内容です、失敗を恐れず、一歩ずつ上達を目指しましょう。

ギター初心者がやりがちな主な失敗10選

ギター初心者 失敗

1.メロディやリズムを理解せずに弾き始めてしまう
2.「弾けているつもり」になってしまう
3.チューニングを怠る
4.正しいフォームや姿勢を意識しない
5.コードチェンジや運指で挫折しやすい
6.力みすぎてしまう
7.練習メニューが偏っている
8.無理に曲を通して弾こうとする
9.エレキギターを生音だけで練習している
10.指が痛くて練習を中断してしまう
おとはじ
おとはじ

いくつ当てはまりましたか?実は私はほとんどの失敗を経験してきました。

ではそれぞれの失敗の理由と解決法を解説していきます。

メロディやリズムを理解せずに弾き始めてしまう

理由 ギターを手にしたばかりの頃は、指を動かすことに夢中になりがちです。しかし、曲のメロディやリズムをしっかり頭に入れずに弾き始めると、どこか違和感のある演奏になってしまいます。
解決法 • 練習前に原曲を何度も聴き、リズムやメロディを体に染み込ませる
• メトロノームを使ってテンポ感を養い、正確なリズムで弾く練習をする。
• タブ譜や楽譜だけでなく、耳コピにも挑戦してみる。
おとはじ
おとはじ

私も最初は「とにかく指を動かせば弾けるようになる」と思い込んでいましたが、録音して聴き直すとリズムがバラバラで、原曲と全然違うことに気づきました。

「弾けているつもり」になってしまう

理由 初心者の頃は、少し弾けるようになると「もう完璧!」と感じてしまいがちです。しかし、実際にはミスが多かったり、音がきちんと鳴っていなかったりすることがよくあります。
解決法 • スマホやICレコーダーで自分の演奏を録音し、客観的に聴いてみる
• 上手な人の演奏と自分の演奏を比べてみる。
• 家族や友人に聴いてもらい、率直な感想をもらう。
おとはじ
おとはじ

私も最初は「これで十分」と思っていましたが、今振り返ると、もっと基礎を大切にすれば良かったと感じます。

チューニングを怠る

理由 ギターは木製の楽器なので、温度や湿度の変化で簡単に音が狂います
解決法 練習前には必ずチューニングをチェックする習慣をつける
• クリップチューナーやスマホアプリを活用する。
• 耳でチューニングできるようになると、さらに音感が鍛えられます。
おとはじ
おとはじ

私もチューニングを面倒くさがって練習していた時期がありましたが、正しい音感が身につかず、後から苦労しました。

正しいフォームや姿勢を意識しない

理由 ギターの持ち方や姿勢が悪いと、指や肩に余計な力が入り、長時間の練習が苦痛になります。
解決法 背筋を伸ばし、椅子に深く座ってギターを体に密着させる
• 左手の親指はネックの裏側に軽く添え、手首を無理に曲げない。
• 鏡の前でフォームをチェックするのもおすすめです。
おとはじ
おとはじ

私も最初は猫背でギターを構えていたため、肩こりや手首の痛みに悩まされました。

コードチェンジや運指で挫折しやすい

理由 コードチェンジがスムーズにできず、曲が止まってしまうのは初心者ならではの悩みです。
解決法 • ゆっくりとしたテンポで、まずは正しい指の形を覚える
• 簡単なコード進行や曲から始めて、徐々に難易度を上げる
• 指が届かない場合は、カポタストを使って押さえやすいキーに変える。
おとはじ
おとはじ

私もFコードで何度も挫折し、「自分には無理かも」と思ったことがあります。

力みすぎてしまう

理由 「うまく弾かなきゃ」と思うほど、体や指に力が入りがちです。
解決法 • 呼吸を意識しながらリラックスして弾く。
弦を押さえる力を最小限にし、音がきちんと鳴るポイントを探す
• 練習前に手や指のストレッチをするのも効果的です。
おとはじ
おとはじ

私も最初は力任せに弦を押さえて指先が痛くなり、練習が苦痛になったことがあります。

練習メニューが偏っている

理由 好きな曲や得意なフレーズばかり練習してしまい、苦手な部分を避けてしまう。
解決法 • 練習メニューをバランスよく組み立てる。
• 苦手なコードやリズムにも積極的に取り組む。
• 1日の練習を「基礎」「曲」「新しい挑戦」などに分けると効果的です。
おとはじ
おとはじ

これはよくやってしまっていた失敗です。好きなリフばかり弾いて、コードチェンジやスケール練習をサボっていました。

無理に曲を通して弾こうとする

理由 最初から曲を通して弾こうとして、難しい部分でつまずき挫折してしまうケースも多いです。
解決法 • 曲をパートごとに分けて、弾ける部分から練習する。
• 一小節ずつクリアしていくことで達成感を積み重ねる。
• 難しい部分は繰り返し練習し、少しずつ全体をつなげていく。
おとはじ
おとはじ

「全部弾けないと意味がない」と焦っていましたが、部分練習の大切さに気づいてから上達が早くなりました。

エレキギターを生音だけで練習している

理由 エレキギターはアンプを通して音を出す楽器です。生音だけで練習すると、音の強弱やサスティーンのコントロールが身につきません。
解決法 できるだけアンプやヘッドフォンアンプを使って練習する
• 大きな音が出せない場合は、ヘッドフォンアンプや小型アンプを活用する。
• エフェクターや音作りにも少しずつ挑戦してみる。
おとはじ
おとはじ

アンプにつなぐのが面倒で、しかも音が消される感じがして、普段はもっぱら生音で練習していました。
でも、いざアンプを通して弾いてみると、雑音が多く、想像していた音とはまったく違っていて驚きました。

指が痛くて練習を中断してしまう

理由 初心者は指先が痛くなりやすく、無理に長時間練習すると挫折の原因になります
解決法 • 練習を10~15分ずつに区切り、休憩を挟む。
• 柔らかい弦(ライトゲージやエクストラライトゲージ)を使う。
• 指先が固くなってくると自然と痛みは減ります。焦らず続けましょう。

 

失敗を防ぐための心構えと練習法

失敗を避けるためには、まず失敗の原因を知り、失敗しそうな場面に備えてあらかじめ心構えをしておくことが大切です。ここでは、そのための具体的な方法をご紹介します。

1.完璧を求めすぎない
2.練習を習慣化する
3.練習計画を立てる
4.練習環境を整える
5.仲間やコミュニティを活用する

完璧を求めすぎない

最初から完璧を目指すと、できない自分に落ち込んでしまいます。小さな成功体験を積み重ねることが大切です。「今日は1コードだけ覚えた」「1小節だけ弾けた」など、日々の小さな成長を喜ぶようにしましょう。

練習を習慣化する

毎日少しずつでもギターに触れることが、上達への近道です。1日5分でも続けることが大切です。ギターを部屋の目立つ場所に置いておき、気が向いた時にすぐ手に取れるようにしましょう。

練習計画を立てる

目標を決めて、計画的に練習することで効率よく上達できます。例えば「1週間でこのコードを覚える」「1か月で1曲通して弾く」など、具体的な目標を設定しましょう。進捗をノートに記録するのもおすすめです。

練習環境を整える

静かで集中できる場所を選び、譜面台やメトロノーム、チューナーなど必要なアクセサリーを用意しましょう。お気に入りのピックやカポタストを揃えて、練習のモチベーションを上げます

仲間やコミュニティを活用する

一人で練習しているとモチベーションが下がりやすいですが、SNSやオンラインコミュニティで仲間と進捗を共有したり、アドバイスをもらうことでやる気が続きます。SNS等で「今日はここまでできた!」と投稿することで、励ましのコメントをもらい、続ける力になります。

 

私の体験談と独自のアドバイス

私自身、ギターを始めた頃は、本当に数えきれないほどの失敗を繰り返してきました。たとえば、チューニングを毎回するのが面倒に感じて、ついチューニングを怠ったまま練習を続けてしまったり、Fコードやバレーコードを押さえると指が痛くなり、「やっぱり自分にはギターは向いていないのかも…」と、何度も心が折れそうになったこともあります。

それでも諦めずに続けてこられたのは、いくつかの工夫を取り入れたからでした。まず、練習を録音して自分の演奏を聴き直すようにしたことで、弾いている最中には気づかなかったミスやクセに気づけるようになりました。また、毎日たった10分でもギターに触れる時間をつくることで、「弾かない日」を減らし、自然とギターが生活の一部になっていったのです。

特に効果を感じたのは、「苦手だからこそあえて練習する」こと。避けてばかりいたバレーコードや苦手なリズムパターンも、向き合って少しずつ取り組んでいくうちに、自然と弾けるようになり、演奏の幅も広がっていきました。それと同時に、「できない自分」を責めすぎず、気持ちをラクに構えるように意識したことも、ギターを長く続けられた大きな要因だと感じています。

さらに最近では、YouTubeの無料レッスン動画やオンラインレッスンなど、学び方の選択肢も豊富になり、独学でも効率よく技術を身につけられる時代になりました。私も、自分のペースで学べるこうしたツールを活用しながら、「どうすればもっと楽しめるか?」を常に探し続けています。

今では、失敗を重ねながらも試行錯誤してきた時間こそが、自分にとってかけがえのない財産になっていると感じています。これからも、ギターとともに楽しみながら、成長していきたいと思っています。

失敗から学ぶ「ギターを続けるコツ」

失敗は成長のチャンス
 どんな上級者も、最初はみんな初心者です。失敗を恐れず、むしろ「成長の証」として前向きに捉えましょう。
自分のペースを大切に
 他人と比べず、自分の成長を楽しむことが大切です。上達のスピードは人それぞれ。焦らず、一歩ずつ進みましょう。
音楽を楽しむ心を忘れずに
 ギターは「楽しむ」ことが一番の上達法です。好きな曲を目標にしたり、時にはアドリブで自由に弾いてみるのもおすすめです。
壁にぶつかったら休憩を
 指が痛い、気分が乗らない時は無理せず休憩しましょう。休むことで新たな発見ややる気が生まれることもあります。

まとめ:失敗を恐れず、楽しみながら上達しよう

ギター初心者

ギター初心者がやりがちな失敗は、誰もが一度は通る道です。大切なのは、失敗を気にしすぎず、正しい方法で少しずつ改善していくこと。自分のペースで練習を続けていけば、必ず上達を実感できる日が来ます。

• 失敗を事前に知っておくことで、無駄な遠回りをせずに済みます。
• 小さな成功体験を積み重ね、楽しみながらギターを続けましょう。
• モチベーションが下がった時は、好きな曲を目標にしたり、仲間と進捗を共有するのがおすすめです。

ギターの練習は、時に根気が必要ですが、音楽を楽しむ気持ちを忘れずに続けていきましょう。あなたのギターライフが、より充実したものになることを願っています!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました