社会人の「楽器練習時間がない」悩みを解決!効率アップ5つのコツ

音楽

せっかく楽器を始めたのに、忙しくて練習時間が取れない…。

おとはじ
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忙しい人に最も多い悩みですね。

社会人になると仕事が忙しくなるうえ、家に帰っても家事や育児に追われて、一日があっという間に過ぎてしまいますよね。

しかし、忙しい現代人でも工夫次第で“楽器練習の時間”を確保することは可能です。

今回は、毎日の生活の中に無理なく取り入れられる、楽器練習時間確保のアイデアやコツをご紹介します。

「忙しくて練習なんて出来ない!」、特に仕事と家事育児を両立中の方、そんなあきらめていた人達のヒントになれば幸いです。

社会人の楽器練習時間捻出方5選!

  • スキマ時間の活用
  • 練習内容を決めておく
  • ルーティン化
  • 楽器がすぐ手に取れる
  • イメージトレーニング
おとはじ
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ひとつずつ解説していくので出来るところから実践してみて!

【社会人の楽器練習の極意その1】スキマ時間でちりつも練習!

忙しくてまとまった練習時間がなかなか取れないという方は、「スキマ時間」を上手に活用してみましょう。

忙しい現代人は、仕事や家事、育児などに追われて一日があっという間に過ぎてしまい、「今日は楽器に触れる時間がなかった」と感じることも多いかもしれません。

しかし、よく考えてみると、日常生活の中には意外と細切れの空き時間が点在しています。

たとえば、在宅ワークの合間のちょっとした休憩時間や、テレビで見たいドラマのCM中、料理の煮込みを待つ時間、洗濯機が終わるのを待つ間、お風呂のお湯が溜まるまでの数分間など、普段は何気なく過ごしている時間も、工夫次第で楽器の練習に充てることができます。

こうした短い時間でも、楽器を手に取って簡単なフレーズを弾いたり、指の動きだけを練習したりするだけでも、確実に上達につながります。

「たった数分の練習では意味がないのでは?」と思うかもしれませんが、実はこの“積み重ね”こそが大きな力になります。

1回の練習が5分でも、1日に4回行えば20分、6回なら30分にもなります。

これを毎日続けることで、1週間、1ヶ月と経つうちに、まとまった練習時間と同じ、あるいはそれ以上の成果を得ることも可能です。

また、短い時間だからこそ集中力が高まり、効率的な練習ができるというメリットもあります。

例えば「この5分間だけは指の動きに集中しよう」「次の家事までの10分でこの小節だけ練習しよう」と目的を絞ることで、だらだらと練習するよりも密度の濃い時間を過ごすことができます。

「10分間で、この小節をミスなく何回出来るか?!」こんな記録を付けて練習したこともあります。

忙しい毎日の中でも、こうしたスキマ時間を意識して活用することで、無理なく楽器の練習を続けることができ、音楽を楽しむ時間を人生の中にしっかりと組み込むことができるでしょう。

小さな積み重ねがやがて大きな成果となり、忙しい日々の中でも音楽とともに充実した時間を過ごせるようになるはずです。

【社会人の楽器練習の極意その2】事前に決めて時短!

忙しい毎日の中で楽器の練習時間を確保するためには、あらかじめ「どんな練習をするか」を決めておくことが非常に効果的です。

せっかく生まれた貴重なスキマ時間も、その場で「今日は何を練習しようかな」と考えているうちに、あっという間に終わってしまうことがよくあります。

限られた時間を最大限に活かすためには、事前に練習内容を具体的にリストアップしておきましょう。

たとえば、「今日はスケール練習を5分」「次はこの曲のイントロだけを5分練習する」「苦手なフレーズを集中的に練習する」など、細かく分けておくと、楽器を手に取った瞬間から迷わず練習に取り組むことができます。

練習メニューをノートやスマートフォンのメモアプリなどに書き出しておくのも、次に何をすべきかすぐに確認でき、時間のロスを防ぐことができます。

事前に計画を立てておくことで、短い時間でも効率よく練習ができ、着実に上達を実感できるでしょう。

【社会人の楽器練習の極意その3】ルーティン化で生活の一部に!

楽器の上達には継続的な練習が欠かせませんが、忙しい毎日の中で練習時間を確保するのはなかなか難しいものです。

そこでおすすめしたいのが、楽器の練習を生活のルーティンの一部として習慣化することです。

朝起きたら顔を洗う、歯を磨く、寝る前にお風呂に入るといった日々の行動と同じように、楽器の練習も「当たり前の行動」として生活に組み込むことで、自然と毎日練習できるようになります。

最初から長い時間を確保しようとするのではなく、まずは5分や10分など短い時間でも構いません。

たとえば「朝食後にコーヒーを飲む前に5分だけ練習する」「仕事から帰宅したら手を洗った後に楽器を手に取る」「お風呂上がりにリラックスしながら簡単なフレーズを弾く」といったように、すでに習慣化されている行動の直後や前後に練習時間を設定すると、無理なく続けやすくなります。

このように、楽器の練習を生活の一部としてルーティン化することで、忙しい日々の中でも無理なく継続することができ、気づけば毎日楽器に触れる習慣が身についているはずです。

習慣化された練習は、上達のスピードを加速させるだけでなく、音楽のある豊かな生活を実現する大きな助けとなるでしょう。

【社会人の楽器練習の極意その4】すぐ手に取れる工夫で機会を逃すな!

楽器を練習する際に、すぐ手に取れない状態で保管している場合、手にする手間がかかると、どうしても練習のハードルが高くなってしまいます。

大切な楽器だからこそ、ケースに入れてしっかり保管したい、ほこりをかぶったり傷がついたりするのを防ぎたいという気持ちはとてもよく分かります。

しかし、楽器がすぐに手に取れる場所になければ、「まとまった時間があるときに練習しよう」と考えてしまい、結果的に練習の機会が減ってしまうことが多いのです。

特に忙しい日々を送っている方にとっては、楽器を取り出すまでの数分の手間さえも大きな障壁となり、「また今度にしよう」と先延ばしにしてしまいがちです。

そうならないためにも、できるだけ楽器はすぐ手に取れる場所に置いておくことをおすすめします。

例えば、リビングや自分の部屋の目につく場所にスタンドを用意して楽器を置いたり、壁掛けフックを活用したりすることで、練習したいと思った瞬間にすぐに楽器に触れることができます。

もちろん、ほこりや傷が心配な場合は、楽器用のカバーやクロスをかけておく、簡単に取り外せるソフトケースに入れておくなど、保護しつつも手軽に取り出せる工夫をすると良いでしょう。

こうしたちょっとした環境づくりが、毎日の練習を続けるための大きな助けになります。

「楽器を出すのが面倒だから今日はやめておこう」と感じることがなくなるだけで、練習への心理的なハードルがぐっと下がります。

結果として、スキマ時間やちょっとした空き時間にも気軽に楽器に触れることができ、自然と練習の回数も増えていきます。

大切な楽器を守りつつ、日常の中で無理なく練習を続けるためにも、ぜひ「すぐ手に取れる場所での保管」を意識してみてください。習慣的に楽器に触れることで、上達のスピードもきっと加速するはずです。

【社会人の楽器練習の極意その5】音が出せない時にはイメトレ!

どうしても楽器を手に取って練習できない日や、まとまった時間がまったく取れない日もあるでしょう。

そんなときは、イメージトレーニングを取り入れてみることをおすすめします。

イメージトレーニングは、実際に楽器を演奏しなくても、頭の中で指の動きや音の流れ、曲の構成などを思い描きながら練習する方法です。

楽器が手元になくても、在宅していなくても、どこでも気軽にできるのが大きな魅力です。

例えば、通勤中のバスや電車の中で、スマートフォンで楽譜を見ながら指の動きをイメージしたり、頭の中でフレーズを繰り返したりすることができます。

また、ランチタイムや休憩時間に目を閉じて、これから練習したい曲や苦手な部分を頭の中で何度も再生してみるのも効果的です。

入浴中や寝る前のリラックスタイムにも、イメージトレーニングは最適です。

実際に音を出さなくても、脳内で演奏をシミュレーションすることで、指の動きやリズム感を養うことができ、実際に楽器を手にしたときの上達スピードも向上します。

このように、イメージトレーニングは場所や時間を選ばず、忙しい日々の中でも音楽に触れ続けることができる便利な方法です。

実際の練習と組み合わせることで、より効率的に上達を目指すことができるでしょう。

楽器が手元になくても、音楽を楽しむ気持ちを忘れずに、日常のあらゆる場面でイメージトレーニングを取り入れてみてください。

まとめ

いかがでしょうか?

これらの工夫を取り入れることで、忙しい毎日の中でも無理なく練習時間を確保することができるはずです。

しかし、何より大切なのは、楽器の練習を「義務」と感じるのではなく、心から「楽しむ」ことです。

楽器は本来、音楽を楽しみ、自分を表現するための素晴らしい道具です。

時には疲れて練習する気になれなかったり、やる気が起きなかったりする日もあるでしょう。

そんな時は無理をせず、「今日は休もう」と自分を許すことも大切です。

私自身も、せっかくできたスキマ時間をスマホをだらだら見て過ごしてしまった、という経験が何度もあります。

しかし、それを必要以上に責めることなく、「次はもう少し意識して練習しよう」と前向きに捉えれば、それもまた成長につながる時間だったと言えるのではないでしょうか。

音楽は一生を通じて楽しめる趣味です。

せっかく手に入れた大切な楽器と、焦らず、無理なく、末永く付き合っていくことが何よりも大切です。

毎日少しずつでも楽器に触れることで、確実に上達を感じられる瞬間が訪れますし、音楽が日常の中にあることで、心が豊かになったりストレスが和らいだりすることも実感できるでしょう。

上手くできない日があっても、続けていれば必ず前進していきます。

大切なのは「楽しむ気持ち」を忘れず、音楽と自分のペースで向き合うことです。

ぜひ、これからも楽器とともに、音楽のある楽しい毎日を送ってください。

あなたの音楽ライフが、ますます充実したものになることを心から願っています。

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