スポンサーリンク

【Vol. 1】Nirvana「Smells Like Teen Spirit」は4つのコードで弾ける!初心者向けギター弾き語りの秘密

スポンサーリンク
洋楽フレーズ研究所

洋楽の「あのフレーズ」深掘りコラム
― 聴くたびに心が動く、音のひとかけらを今日も少しだけ ―

あのフレーズ」には時代を変える力がある。
聴いた瞬間に胸がざわつく、あの一音。
洋楽ロック史の名曲たちを、“フレーズ”の視点から少し深掘りしていく短い音楽コラムです。
記念すべき第1回は──たった4つのコードで世界をひっくり返した、Nirvana「Smells Like Teen Spirit」

おとはじ
おとはじ

世界を変えたのは、いつも“たった数音”。
名曲のフレーズに隠れた物語を、1日1曲、軽やかに掘り下げます。

スポンサーリンク

🎸 洋楽の「あのフレーズ」深掘りコラム【Vol. 1】

たった4つコードで世界を変えた!Nirvana「Smells Like Teen Spirit」のリフの秘密

洋楽ロックを語る上で欠かせない、1990年代の音楽シーンを象徴する曲、Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」。
この曲のイントロで鳴り響く、あの歪んだギターリフは、たった4つのコードで構成されているにもかかわらず、世界中の若者の心を鷲掴みにしました。
今日は、この「あのフレーズ」に隠された、軽やかで、でも深い秘密を掘り下げてみましょう。

🎼 今日の深掘りフレーズ

アーティスト
曲名
フレーズの場所
フレーズの正体
Nirvana
Smells Like Teen Spirit
イントロ
ギターリフ

🎵 軽やかな考察:なぜこのリフは心に響くのか?

このリフを構成しているのは、たった4つのパワーコードです。
F5 → Bb5 → Ab5 → Db5
このコード進行自体は、実はロックの世界では「お決まり」のパターンの一つです。しかし、Kurt Cobainがこのリフを弾いた時、それは単なるコード進行以上の意味を持ちました。
  1. 【音の「汚さ」の美学】 このリフの最大の魅力は、「ダーティさ」です。安価なギターと、当時としては珍しいファズ(歪み)エフェクトを組み合わせることで、従来のロックにはなかった、ざらついた、生々しい質感が生まれました。 まるで、当時の若者が抱えていた不満や焦燥感を、そのまま音にしたかのような響きです。
  2. 【静と動のコントラスト】 この曲の構成は、非常にドラマチックです。 イントロとAメロは、静かで内省的なトーンで始まります。しかし、サビに入ると、あのリフが爆発的な音量と歪みで鳴り響き、一気にカタルシスが生まれます。 この「静と動」のコントラストこそが、聴く人の感情を揺さぶり、この曲を単なるロックソング以上のものにしています。
  3. 【弾き語りへの応用】 ギター弾き語りを趣味とする人にとって、このリフは最高の教材です。
    • アコースティックギターで弾く:歪みなしで弾くと、原曲とは全く違う、メランコリックで美しいコード進行が浮かび上がります。
    • コードの響きを意識する:パワーコードではなく、普通のコード(Fm、Bbmなど)で弾いてみると、コード一つ一つが持つ感情の深さをより感じることができます。
この「Smells Like Teen Spirit」のリフは、「シンプルであることの強さ」を教えてくれます。 複雑なテクニックや理論がなくても、たった4つの音と、それを鳴らす時の「魂」があれば、人の心を動かすことができる。
ギターを抱えて、このリフを弾くたびに、そんな軽やかで、でも力強いメッセージを感じてみてください。
スポンサーリンク

💡 今日の音楽豆知識

  • 曲名の由来:「Smells Like Teen Spirit」というタイトルは、カートの友人が壁に書いた「Kurt smells like Teen Spirit.」という落書きから来ています。この「Teen Spirit」は、当時人気のあった女性用デオドラントの名前でした。カートは、それが詩的なメッセージだと思い込んでいたそうです。
明日は、また別の名曲の「あのフレーズ」を深掘りします。お楽しみに!
おとはじ
おとはじ

取り上げて欲しい洋楽(フレーズ)があれば、コメント下さいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました