【80’s/90’s ロック名鑑 Vol.3】Mötley Crüe|地獄から生還したグラムメタルの帝王たち
バンド概要
1981年、ロサンゼルスで結成されたMötley Crüe(モトリー・クルー)。ヴィンス・ニール(ボーカル)、ミック・マーズ(ギター)、ニッキー・シックス(ベース)、トミー・リー(ドラム)という個性的なメンバーが集まり、派手なビジュアルと破壊的なロックサウンドで80年代のLAメタルシーンを席巻しました。
ドラッグ・アルコール・スキャンダルと常に隣り合わせの生活を送りながらも、その波乱万丈な人生がそのまま伝説となった、まさに「ロックンロールの化身」とも言えるバンドです。

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代表曲・名盤
「Shout at the Devil」(1983年)
悪魔的なイメージと攻撃的なサウンドで話題を呼んだ2ndアルバム。Mötley Crüeの方向性を決定づけた重要作です。
- Shout at the Devil → ヘヴィでダークなリフが炸裂するタイトル曲
- Too Young to Fall in Love → キャッチーなメロディーが印象的
「Theatre of Pain」(1985年)
バラード「Home Sweet Home」が大ヒット。MTV時代のロックバンドとしての地位を確立しました。
- Home Sweet Home → 美しいピアノイントロが印象的な名バラード
- Smokin’ in the Boys Room → ノリの良いロックンロールカバー
「Girls, Girls, Girls」(1987年)
ハーレーダビッドソンとストリップクラブをテーマにしたワイルドな一枚。バンドの退廃的なライフスタイルが全開です。
- Girls, Girls, Girls → ヘヴィなリフとワイルドな歌詞が特徴
- Wild Side → ダークでグルーヴィなロックナンバー
「Dr. Feelgood」(1989年)
ドラッグ・アルコールを断ち切った後に制作された最高傑作。全米1位を獲得し、バンドの絶頂期を象徴するアルバムです。
- Dr. Feelgood → ヘヴィでグルーヴィなタイトル曲
- Kickstart My Heart → 疾走感あふれるアドレナリン全開の名曲
- Without You → 切ないメロディーが胸を打つバラード
時代への影響
Mötley Crüeは音楽だけでなく、そのビジュアルスタイルでも時代を牽引しました。派手なメイク、革のコスチューム、巨大なヘアスタイルは80年代のロックファッションそのものとなり、数多くのバンドに影響を与えました。
また彼らの波乱万丈な人生は自伝「The Dirt」として出版され、後にNetflixで映画化されたことで新世代のファンも獲得。伝説は今も受け継がれています。
今聴いても色あせない理由
「Kickstart My Heart」の疾走感は今聴いても血が騒ぎます。映画やドラマのサウンドトラックにも頻繁に使われるその楽曲たちは、時代を超えてロックの興奮を伝え続けています。
2019年には「The Final Tour」と銘打ったツアーを行い事実上の解散宣言をしたものの、その後も活動を続けるタフさもまたMötley Crüeらしいといえます。
こんな人におすすめ
- 80年代のド派手なロックが好きな人
- 「Kickstart My Heart」を聴いてテンションを上げたい人
- Netflix映画「The Dirt」を観て興味を持った人
- 波乱万丈なロックスターの生き様に興味がある人
次回はVol.4 Skid Row をお届けします。お楽しみに!

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